男性が育休を取得するメリットを4つ紹介します。
大きく分けると、出産の補助や育児ができる、会社を休める、働いていないのに収入が手に入る、自由時間ができる、があります。
それぞれをより詳しく解説します。
出産の補助や育児ができる|家庭のための時間ができる
まず、最初のメリットは妻の妊娠、出産のサポートから子供が産まれてからの育児に多くの時間と力を使えることです。
今まで力を入れていた仕事をから離れて、自分の家庭に注力できます。
一度考えていただきたいです。
身近な男性で円満な家庭環境を持っている人はどれくらいいるのか?
家庭の居心地が良いと言える男がどれだけいるのか。
多くの男は、職場でも家庭でも辛い思いをしているのではないだろうか。
そんな絶望的な状況で、せめて家庭は居心地のいい場所にしたいと願うのは当たり前ではないだろうか。
それを実現するために育休はかなり有効な手段です。
出産で死ぬような思いをし、さらに育児で重労働をしている妻をサポートすることは非常に重要になります。
また、子育て自体あなたにとっていい影響を与えるでしょう。
子育ては未知の体験であり、それを行うことは新しいチャレンジです。
そのチャレンジをすることで、自分の新しい一面を見つけたり、考え方の良い変化を起こせるならば男に人生にとって素晴らしい経験になるでしょう。
会社を休める|働かなくていい
2つ目は働かなくていいということです。
会社の仕事をしなくていい、ということです。
育休を取得すればその期間は、嫌な上司と顔を合わせることも、意味のない会議に出ることも、頭のおかしい取引先に頭を下げることもしなくて良くなります。
この精神的なメリットは計り知れません。
まず健康になります。
ストレスから解放され、よくわからない疲れや身体の痛みもなくなるでしょう。夜もよく眠れるようになります。
酒やタバコなどの量も減ります。
暴飲暴食もなくなります。
そして清々しい気持ちになって元気になります。
身体が軽くなり、心にゆとりができます。人に優しくなります。
これが自分が本来生きるべきだった人生だと気づきます
長期間働かないということはそれだけで心身ともに素晴らしいメリットがあります。
収入が保証される|国からお金がもらえる
そうやって働かないにも関わらず、収入はもらえます。
育休中は育児休業給付金というものが支給されます。
だいたい、今までの収入の8割くらいは保証されます。
細かい計算はありますが、今までの収入の67%が支給され、払っていた税金が払わなくて良くなるので8割くらいという計算のようです。
収入の高めの人は上限金額があるので注意してください。
働かずして、それなりの金額がもらえるなんともありがたい制度です。
ちなみにこのお金を払うのは国です。勤めている会社ではありません。
財源は雇用保険料です。給料明細から毎月引かれているお金です。そういう意味で今まで払ってきたものが返ってくるとも考えられます。
働かずしてお金がもらえるなんともありがたい制度です。
自由時間ができる|趣味・副業・転職に使える
そして時間も手に入ります。
もちろんやるべきことはやらなければなりませんが、それさえこなしていれば後の時間をどう使うかは自由です。
その時間を使って趣味に没頭したり、副業で更にお金を稼いだり、転職活動をしてより良い職場を探すことができます。
もちろん、それぞれ気にしなくてはいけないことはあります。趣味なら妻と子供とのバランス、副業や転職は会社との関係性など。
それらを考えても自由時間ができるメリットは計り知れないものがあります。
時間を好きなように使って自由を謳歌できます。
まとめ
このように育休にはメリットがたくさんあります。
- 家庭のための時間ができる
- 会社の仕事をしなくていい
- 国から働いているときと同じくらいのお金がもらえる
- 自由時間ができて好きなことに使える
もちろん男の育休は育児のための休暇です。
ただそれだけにしか使わないのではあまりにもったいない制度です。
いろいろな使い方で活用していきましょう。