こんにちは。今回は、育児休業中に離婚をするメリット・デメリットについてお話ししたいと思います。
育児休業中というのは、子供が生まれてから1歳未満の期間に、会社から休暇を取得して子供の世話をすることができる制度です。この期間には、雇用保険から育児休業給付金という手当が支給されます1。
育児休業中は、子供と一緒に過ごす貴重な時間ですが、同時に夫婦関係にも影響を与える可能性があります。実際に、育児休業中に離婚をする夫婦も少なくありません。
では、育児休業中に離婚をする場合はどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下にいくつかの例を挙げてみます。
メリット
- 精神的なストレスや苦痛から解放される
- 子供との絆が深まる
- 離婚後は子供と二人三脚で生活することになりますが、それだけに子供との絆が深まることがあります。子供は親の気持ちを敏感に察知することができますし、親も子供の成長や笑顔に癒されることができます。また、子供は親の苦労や努力を見て、感謝や尊敬の気持ちを持つこともあります。
- 自分らしく生きることができる
- 離婚後は自分の人生を自分で決めることができます。相手の意見や価値観に左右されずに自分らしく生きることができます。自分の時間や趣味を楽しんだり、仕事や勉強に打ち込んだり、新しい恋愛や友人関係を築いたりすることができます。
デメリット
- 経済的な負担が増える
- 離婚後は一人で生活費や子供の教育費などを負担しなければなりません。養育費や慰謝料などの金銭的な問題も発生する可能性があります。また、育児休業給付金は収入に見合わないと感じることもありますし、育児休業給付金は財産分与の対象にはなりません1。育児休業中に離婚をする場合は、経済的な問題に注意する必要があります。
- 育児や家事の負担が増える
- 離婚後は一人で育児や家事をこなさなければなりません。子供の世話や保育所の送り迎え、病気や怪我の対応、食事や洗濯などの家事など、やるべきことが山積みになります。また、仕事と育児の両立も大変ですし、自分の時間や休息も取れなくなります。育児休業中に離婚をする場合は、育児や家事の負担に注意する必要があります。
- 子供への影響が心配
- 離婚後は子供が親のどちらかと暮らすことになりますが、それは子供にとって大きな影響を与えることになります。子供は親の離婚に対して悲しみや怒り、罪悪感や不安などの感情を抱くことがありますし、学業や友人関係にも支障をきたすことがあります。また、親権者にならなかった方は、面会交流権という権利を行使することで、子供との交流を維持することができますが、それもスムーズにいかないことがあります。育児休業中に離婚をする場合は、子供への影響に注意する必要があります。
まとめ
以上が、育児休業中に離婚をするメリット・デメリットについての説明でした。育児休業中は、子供と一緒に過ごす幸せな時間ですが、同時に夫婦関係にも気を配る必要があります。離婚をする前に、夫婦で話し合って解決することが望ましいです。しかし、話し合いがうまくいかない場合や、相手方が不倫や暴力などをしている場合は、専門家に相談することも必要です。
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